ベンチャー企業 社長 山本直人の社長ブログ:e売るしくみ研究所-千葉県 市川市 . . . . . .

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最近、大手出版社が2社倒産しました。

一社は、「間違いだらけのクルマ選び」「全国鉄道事情大研究」「声に出して読みたい日本語」など有名書籍を多数出版してきた草思社(2008年1月 民事再生法の適用を申請)。
もう一社は、大手自費出版の新風舎(2008年1月]民事再生法の適用を申請)。

自費出版の新風舎は、著者からお金を取って出版から営業までをサービスで提供するビジネスモデルで売上を伸ばしてきましたが、営業実態がかなり不明なところがあり、出版を依頼した顧客から裁判を起こされるなどして、近年売上が低迷。結局破綻となりました。

驚いたのは、草思社。
「声に出して読みたい日本語」などは、有名な本で、こんな有名な本を出版しているところでも倒産する時代になったのかぁという、ある種の時代の変化を感じます。

一般に出版社は、著者を発掘して、その著者の原稿を紙で印刷して販売して儲けるビジネスモデル。

近年のパソコンや携帯電話の普及は、「紙」で流通してきた情報を、「インターネット」という媒体に変化させてきました。
この流れは、情報消費者の方が顕著で、朝、新聞は読まなくても、会社でネット新聞は読むと言う人がかなり多くなってきました。

この環境の変化が恐ろしいところは、紙の時は情報を売るのに課金できましたが、無料が当たり前のインターネットになると「課金」するのが非常に難しい。
また、情報を提供する側も、今までは出版社に選んでもらってと言う形を取ってきましたが、携帯小説家に代表される提供する側も、サイト登録さえすれば、誰でも簡単に小説なりを発表する事ができるようになったので、出版社が特別な存在としている価値が無くなりつつあります。

情報の流通業としての出版社の役割が、インターネットの普及によって無くなりつつあると・・・その存在意義はどうなっていくのでしょうか?

出版社は、その事業存在自体の見直しを迫られているかもしれません。

市場環境の変化が、業態変化を余儀なくされる・・・良いマーケティングの勉強になります。


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